エメラルド・ブルーの宮古島・CCクラブ研修旅行報告 島の人々のぬくもりがとても印象的でした!

写真は伊良部大橋、今年の1月に開通・全長3.5Km

明治学院大学社会部付属研究所では宮古島市社会福祉協議会と協同してここ数年にわたり宮古島の一人暮らしの高齢者の家庭訪問による生活調査を進めてまいりました。夏も終わりに近づいた8月末から9月初めにかけチャレンジコミュニティ・クラブ会員は明治学院大学河合教授と学生13名一行で、地域福祉の研修のため宮古島を訪問しました。那覇から乗り継ぎで宮古島空港に降り立つとさすがに暑かったです。訪問先からお話を伺いました。

宮古島市役所・福祉部福祉調整課

平成11年に5市町村が合併し10年以上経過したが「身近な行政サービスが距離が遠くなるなどからサービス低下になり」なかなかうまくいかなかった10年だったそうです。地域福祉計画の設定はするもののなかなか思うように実施できていないのが実情。高齢化率は24%で人口も55000人から減少傾向で、大学や就職先が少ないので若者が島を出る傾向が強く先行き3万人と想定されている。但し、市民アンケートでは9割の方が住みよい地域と感じている。島の強みは素晴らしい海に囲まれた観光業で我々も宿舎のホテルで各地から観光に来たという若者達と会いました。

宮古島市社会福祉協議会

 地域住民と密着し親身になって支援サービスが行われているのが感じられました。地域包括支援センターが設置されうまく機能しているようです。特に高齢者への見守り、配食や買い物支援に力を入れ社協独自の事業として運営しています。保健師・正看護師、社会福祉士と主任介護支援専門員の連携によりワンストップサービス確立をめざしている。

 

特別養護老人ホーム 松風園

自力で生活できない高齢者14名(平均年齢89歳)の方が車椅子で生活している特養を訪問。園長のお話や介護している方々の笑顔がとても明るかったのが印象に残りました。玄関から外に出たとき、燦燦と輝く太陽のせいでホーム全体がなんとなくのんびりした感じでした。 <Luckypig> 

2015.09.06